【熊グリス】RTX2080tiを分解!グリス塗り直しの効果は?【温度】
RTX2070に続いて2080tiもグリス塗り直し?
Thermal Grizzly Kryonautをどうしても塗りたかったの
ギガバイトRTX2070に続きMSI RTX2080Tiを購入。
1週間もせずに分解&グリスを塗り直し。
もちろん塗ったグリスはThermal Grizzly Kryonaut(熊グリス)
やっぱりグリス塗り直しの効果は抜群でした。
“国内未発売”外排気タイプのRTX2080Tiを購入
MSI「RTX2080Ti AERO 11G」という国内未発売の外排気グラボ。
- コアベースクロック:1350MHz
- コアブーストクロック:1545MHz
- メモリクロック:14000MHz
普段プレイするFF14では十分なパフォーマンス。
低電圧化で消費電力を落としつつ、パフォーマンス維持にハマってます。
シロッコファンのRTX2080tiは国内だとASUS「TURBO-RTX2080TI-11G」くらい。
今回のMSIはHPのBTO向けPCから抜き取られたカードかも。
新品バルク品で秋葉原に売ってた
たまにアキバも面白いの売ってるよね
さっそくRTX2080tiを分解していく
バックプレート無しのモデル。
分解箇所をアップしても役立ちそうに無いので割愛(国内未発売だしね)
プラスドライバーでネジをどんどん外していきます。
全てのネジを外すと外装カバーとヒートシンクが外すことに成功。
てっきりグリスは乾燥気味?と思ってたらベッタリ塗布。
はみ出す位に大盛り状態。
ウェットティッシュで拭いていくとRTX2080tiのダイがお目見え。
Turingダイに刻印されていたのは「TU102-300A」。
「末尾A」はオーバークロックモデルに用いられる選別ダイ。
前回ギガバイトRTX2070の分解時は「A」無しのダイ(A付きも存在する)
RTX2080Ti GAMING X TRIOも同じダイ。このカードのポテンシャルは高いかもね
熊グリスこと「Thermal Grizzly Kryonaut」で温度冷え冷え
Thermal Grizzly Kryonautを四隅と真ん中に塗って(米粒サイズ)再度組み立て。
プレイするゲームはFF14 漆黒のヴィランズ
Power limit 100%、ファン速度50%固定でプレイ(WQHD最高品質)
温度 | ブーストクロック | 平均FPS | |
---|---|---|---|
塗り替え前 | 72度 | 1910Mhz | 130FPS |
塗替え後 | 66度 | 1970Mhz | 132FPS |
標準グリスよりも冷却効果を確認。
温度が低下する事で、ブーストクロックが引き上げられFPSも若干アップ。
塗り替えの効果は抜群。
元のグリスが低品質なのか熊グリスが優秀すぎるのか…
グラボ/CPUのグリスで迷ったらThermal Grizzly Kryonautで間違いない
正直ちょっと他のグリスと比べて高くて量も少ない。
けど自作PCを一度組んだら頻繁にグリスを塗る機会は無いですよね?
長期に高パフォーマンスを保ってくれると考えたら安いよ。
悩むより「Hydronaut」「Kryonaut」を塗ってしまうのが正解かも。
塗り替える手間を考えたら最初に塗ってしまいたい
今回のRTX2080Tiのグリス塗り替えは大成功でした。