【62g】HyperX Pulsefire Haste Wireless レビュー。超軽量ゲーミングワイヤレスマウス
KingstonのゲーミングブランドHyperxから発売された62gのワイヤレスマウス「HyperX Pulsefire Haste Wireless」のレビュー記事となります。
有線マウスでも62gは軽いのにワイヤレスで実現はすごい
8000円台でこの性能は高コスパマウス
HyperX Pulsefire Haste Wirelessの第一印象
左右対称で肉抜きされたハニカムシェルを採用。一見、オーソドックスな超軽量ワイヤレスマウスかも。
しかし、振ったときの異音等もなくビルドクオリティ良好。
そして62gはLogicool G PRO X SUPERLIGHTと同等レベル。
Logicoolは16000円となかなか手を出しづらい価格
予備ソール、グリップテープと付属品充実で価格は8280円。
同スペックでは1万〜1.5万円のマウスが多い中、この価格はKingston頑張った!
主なスペックと仕様
形状 | 左右対称(表面:梨地加工) |
センサー | PixArt PAW3335 |
解像度 | 最大16000DPI(初期DPI:400/800/1600/3200) |
加速度 | 40G |
ボタン数 | 6個 |
スイッチ | TTC Golden 防塵マイクロスイッチ(60M) |
ライティング | RGB対応(ソフトウェア制御可能) |
ポーリングレート | 1000Hz |
接続タイプ | 2.4Ghz/有線 USB2.0 |
ソール素材 | PTFE(テフロン) |
重量 | 62g |
バッテリー | 最大100時間(ライティングOFF時) |
サイズ | 長さ:124.2mm/高さ:38.2mm/幅:66.8mm |
メーカー保証 | 2年間 |
パッケージ外観と付属品
- 予備マウスソール
- グリップテープ
- パラコードケーブル(USB-AtoC/2.0m)
- USBドングル
- ワイヤレスアダプター
ゲーミング仕様のマウスソール、グリップテープをセットで買うと2000円程度。
8000円と安価ながらメーカー純正品が付いてくるのはお得ですよね。
ワイヤレスアダプターはPCとマウスが離れてたり遮蔽物があるなどレシーバーとマウス間に
不安定な通信が想定される場合に使用。
使用方法は有線ケーブルとドングルの間にアダプターを噛ますだけ。
パラケーブルは非常に柔らかで取り回し良好。マウスバンジー不要かも
マウスバンジーを使う場合でも線が太い&細い等も無いためバンジーの種類問わず使用可能だと思いますよ。
マウス形状(タップで拡大可能)
本体中央が一番盛り上がっており、左右のメインボタンは指の腹に沿うように窪んでます。
サイドボタンはマウス先端〜後方にかけて徐々に太く水平。
マウス表面は梨地加工によりザラッとした質感。フラットなマウスよりはグリップ力は有り。
比較対象のASUS ROG Keris Wirelessは全体的にHyperXよりやや小ぶり。全体的にツルッとしていて丸みを帯びた形状。
ボタンの窪みが無く平坦なため、指の位置を固定して置きたい方はPulsefire Haste Wirelessをオススメ。
レシーバーはマウス底面に収納できるよ
持ち方について
かぶせ持ちの場合、マウス中央部が盛り上がっているため手のひら中心部にしっかりフィットする印象。
成人男性の手だと窮屈感を感じさせずマウス全体を握り込む事ができました。
女性だとちょっと大きいかも?
つまみ持ち、つかみ持ちも手のひらでマウスがフィットするので、どの持ち方でも良い感じ。
ただ、メインボタンを指の関節を曲げて押す場合(つかみ持ち)滑る。
付属グリップテープでグリップ性能を補強してあげると安定感に繋がります。
ホイール
ホイール操作は細かい凸凹のゴムにより滑りづらく細かな制御が可能。
しっかり回している感覚を指先で感じられる作り。
左右にマウスを振った際にカタカタと鳴りやすい部分ですがこのマウスは鳴りません。
ビルドクオリティ良好です。
ホイールクリックは適切な圧で押し込めて「カタッ」と気にならない音。
サイドボタン
押した感じは軽く「カチッ」としっかりした音がなります。
親指の軽い力で押し込めるためAIM中、マウスがブレるといった事は無かったです。
サイドボタンはしっかりとした出っ張りがあるので誤操作はしないかと。
メインボタンスイッチ
採用スイッチはTTC Goldenマイクロスイッチ(耐久性6000万回)。
ハッキリと押した感触が得られるスイッチ。
押し心地は固くなく、軽すぎでもなく良好なバランス。
タップ撃ちが気持ちよく行えました。
クリック音は「カチカチカチカチ」とややうるさい?
普段使いのマウスに搭載されたスイッチ(オムロン:D2F-01F)よりは大きな音に感じました。
Pulsefire Haste Wirelessのセンサー
搭載センサーは「PixArt PAW3335」。最大16000DPI。
マウス中央にセンサーは配置されています。
Mouse Testerを使いセンサー性能を調べてみました(あまり詳しくない…)。
使用マウスパッド「Fnatic Dash」。DPI 400、ポーリングレート1000Hzでテスト。
MouseTester:xCounts/xSum
xCountsでセンサー飛びが見られますが実際にFPSをプレイしていて違和感は一切無かったです。
PixArtセンサーはこのような挙動が正常らしいです。
xSumでは綺麗な波形を描いており、マウスの動きに対してセンサーが正確に追従している様子が見て取れます。
マウスソール
マウス前方、後方に2枚ずつに楕円形ソールを配置。
ソールは綺麗に丸く処理されているので滑りに違和感なく滑りは良好。
予備ソールが付属してるので使い倒して摩耗しても安心です。
Fnatic Dashとの組み合わせ良好
まとめ:安価にワイヤレスで超軽量を体感したいゲーマーにオススメ
マウス形状はオーソドックスなタイプで持ち方を選ばず万人が満足できる形状。
搭載スイッチも心地よいハッキリとしたクリック感。
タップ撃ち、連打撃ちの両方を得意としFPSで活躍できるマウスという印象です。
やはり一番インパクトを感じるのは価格。
大手メーカー製ながら定価8280円。高品質な予備マウスソール、グリップテープも付いて1万円切りは高コスパ。
軽量ハニカムマウスは高いと思うユーザーも手が出しやすい価格かと。
- 62gワイヤレスマウスで8000円
- 充実の付属品
- 高いビルドクオリティ
- TTC Goldenマイクロスイッチは優れたクリック感
- PixArt PAW3335の安定性○
- 滑るPTFE(100%)マウスソール
2022年のゲーミングはPulsefire Haste ワイヤレスを使い倒します