【看護師バイト】放課後等デイサービスの仕事内容を解説

こんにちは@mitemonokauです。

短期のアルバイトで数ヶ月「放課後等デイサービス」で働きました。
今回は実際に働いて「どんな仕事？」「医療行為はあるの？」など仕事内容のまとめ記事です。

放課後等デイサービスってそもそも何？

放課後等デイサービスとは福祉サービス。
利用対象は障がいを持つ就学児童(小学生、中学生、高校生)。

学校終わりの放課後から夕方までデイ施設で過ごす事ができます。
※夏休み、冬休み、土曜、祝日は朝〜夕方まで開所する施設も有り。

デイでのレクリエーション等を通じて社会生活での必要ルールやマナー取得が主な目的。
また家族のレスパイトケアなども兼ねてます。

重度心身型は「重症心身障がい児」を対象とした通所支援サービス。

働いた施設では「手足拘縮、筋緊張が強く姿勢保持困難」「経鼻経管、胃ろう」「言語コミュニケーション困難」「てんかん発作」「定期的に痰吸引必須」などの子ども達が利用していました。

ほとんどの子どもたちは基本的に車椅子を利用しています。

重度心身型は看護師による医療的ケアが必要なため配置基準に組み込まれています。

看護師が行う医療的ケアの内容は？

私が行った医療ケアは主に「経鼻経管、胃ろうからの栄養剤注入」と「気管切開からの吸引」の2つ。

バイタルサインを測定、児童の様子を観察し栄養剤注入の可否を判断。
注入中や終了後も状態変化が無いか看護師は注意深く観察する必要があります。

他に、てんかん発作を起こす児童に対して「持続時間」「けいれん部位」「眼球の動き」などを観察しながら安全確保。
その後、記録に残す作業も看護師の役割でした。

しかし体調不良状態でデイサービスに来る事は稀。
学校で体調不良の場合、保護者よりデイサービスをお休みする連絡が来ます。
なのでデイに来る子は基本的に状態は安定しています。

時給は2100円〜2400円(派遣サイト経由)

気になる時給は2100円〜2400円位での募集が一番多かったです。
私は2200円の放課後等デイサービスで働いてました。

平日は児童が下校する14時頃から送迎完了の19時をメインに1勤務5時間程度。
よって大体どこのデイサービスも午後からの募集が多め。

学校がお休みの土曜は10時〜18時の7時間勤務でした。

ナースではたらこ

高齢者を対象としたデイサービスよりは求人件数は少なめ。
しかし放課後等デイサービスは看護師不足らしく労働時間等にこだわり無ければ(フルタイムは難しい)、意外と近所に求人があるかも知れません。

児童下校から帰宅までの仕事内容

車移動中も時給が発生しているためアルバイトとしては美味しいと思います。
幸い移動中に体調不良となった児童はいませんでした。

土曜日も仕事内容は同じです。午前中から自宅に迎えに行き児童と長い時間関わります。
また、持参のお昼ごはんがあるため食事介助や経管栄養も実施。

終わりに：やりがいは児童の笑顔！子ども好きは絶対条件

働く回数が増えるにつれて、やりがいは増えてきました。

放課後等デイサービスに通う児童達は裏表なく素直だと思いました。
言語コミュニケーションは困難ですが嬉しい時は笑い、手を叩いたり。
逆に悲しい時は泣いたり、嫌な事は無視するなど表現は児童によって様々。

自身の行動で子どもから笑顔になるとコチラも元気を貰えたような感覚でした。

心が素直故に大人を冷静に見ているはず。
子どもに関心が無い様子が態度に少しでも出ると児童と関係を築く事は難しいと思います。

放課後等デイサービスの仕事は難しくありませんがコミュニケーション能力は問われます。
子どもに心開く事ができる人には向いてますよ。
ではまた。