【9700K】MPG Z390I GAMING EDGE AC レビュー Mini-itxで5Ghzオーバークロック!
前回記事でマザーボード「Z370I GAMING PRO CARBON AC」を買うもBIOSが未対応で9700Kが起動しなかったヘマを起こした筆者。
BIOSアップデートをセレロン G4900で済まそうと思うも、価格(7000円)にビビり「MPG Z390I GAMING EDGE AC」を購入したのでレビュー。
9700Kは無事に起動しました。
- マザーボード外観&付属品
- 5GhzのBIOS設定
- Prime95での温度
3本柱でのレビュー記事です。
https://www.dekarin.com/entry/celeron_g4900-rtx2070-url
Z370iと比べM.2端子が2つ&ファン端子が3つにパワーアップ
開封〜
付属品はこの価格帯(2万円以下)では、ほぼ共通化されてる内容。
- SATAケーブル(3本)
- Wi-Fiアンテナ
- M.2のネジ
- 説明書やドライバーDVD
- バックパネル
- 謎のドラゴンシール(アップルシール並に使いみち無し)
M.2によって煩わしいSATAケーブルから解放され筆者はここ数年2.5インチや3.5インチドライブは使わなくなり今回もバックパネルのみの使用。
Z370iとZ390iを並べてみた。
マザーボードのデザインはMPG Z390I GAMING EDGE ACの方がかっこよく見えます。
有線LANがインテルチップからRealtekに変わってるのがややマイナス点でしょうか?昔、CPU負荷はインテルの方が低いと言われてたけど現在のRealtekは優秀なので気にする必要は無いでしょう。
嬉しい点はM.2端子が2つ(表と裏)&ファン端子が3つ(CPU&ファン2つ)になった事。
将来的に表のM.2が容量不足に陥ったらもう一枚足せるのでMSIナイス。
大作ゲーム1本50GB近いので多分使う。
ほとんどのMini-itxはファン端子が2つ。
CPUファンと背面ファンを接続したら終わりで小さいケース内で冷却を考えると足りないので3つあるとケース前面にファンを設置など出来てGood。
組込中。
CPUクーラーはDEEPCOOL 簡易水冷「GAMMAXX L240」
CPUグリスはオーバークロッカー御用達の熊グリス「Thermal Grizzly Kryonaut」
以上の2つで9700Kを冷やせるか。
その他パーツ構成
CPU | intel Core i7 9700K |
メモリ | Patriot Viper Gaming DDR4-3200 |
SSD | NVme intel SSD660P 512GB |
ビデオカード | ギガバイト RTX2070「GV-N2070WF3-8GC」 |
電源 | Corsair SF600 SFX電源 600w |
ケース | Abee AS Enclosure RS01 |
OS | Microsoft Windows 10 pro |
かなりギッチギチに組み上がりました。
ケースがかなり小さい為、構造上マザーボードの真上に240mmラジエーターを配置する形に。
トップフローのCPUクーラーみたいにファンからの風でマザーボードのヒートシンクに風が当たり冷やせるメリットあり。
5GhzでPrime95が1時間通ったので常用決定!
BIOSでの5Ghz設定。
今のマザーボードって細かな設定しなくても簡単にOC出来るんですね。
- CPU Ratio:50
- Ring Ratio:47
- CPU Core Voltage:1.34
- Load Line Calibration(LLC):mode 1
多分、電圧はもうちょい下げれると思うけど詰めれてないです。
簡易テストとしてPrime95を1時間回してみた温度はコチラ
4.7Ghz版も検証してみました。
室温は20度。
クロック | 最小温度 | 8コア平均最高温度 |
5Ghz(1.35v) | 41℃ | 80℃ |
4.7Ghz(1.25v) | 38℃ | 72℃ |
ファン速度は80%で静音性を考慮し回してる為、100%で回せばもうちょい温度下がると予想するもギッチギチMini-itxだと80℃行っちゃいますね。
春は5Ghzで常用して夏は4.7Ghzが筆者環境ではちょうどいいと思いました。
あとはRTX2070でのベンチマークを取るだけ。
Ryzen環境よりスコアがアップしてくれると良いんだけどなぁ(倍予算かかってるんで)
https://www.dekarin.com/entry/the_division_2-benchmark-url
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