【レビュー】コンパクトで高音質「HiBy R5」Amazon Musicも動作
Amazon MusicやSpotifyなどのサブスクリプションサービスをメインで音楽を聴く方も多いのでは?
今回はアンドロイド搭載の「Hiby Music R5」を購入しました。
コンパクト性を重視しつつストリーミング対応DAPを検討した結果Hiby R5に決定。
レビューしてみました。
Hiby R5の特徴
- 4.4mmバランス接続対応
- Android搭載
- Amazon Music HDなどのアプリも動作
- USB-C接続
手のひらに収まり持ちやすいサイズ感
Fiio M11も検討するも大きい…
重量も158gと軽量(Fiio M11は211g)でR5はiPhone 8くらいの重さですね。さっそく音質&機能をレビューしていきます!
Hiby R5のスペック
内蔵メモリ&記憶媒体 | 内蔵16GB/ Micro SDXC(512GBまで対応) |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 425 |
メモリ | 2GB |
DACチップ | CS43198 x2 |
再生時間 | シングルエンド18時間/バランス接続11時間 |
出力端子 | 3.5mm(シングル)/4.4mm(バランスエンド) |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
対応コーデック | UAT/LDAC/HWA(LHDC)/aptX HD/aptX LL/AAC/SBC |
本体サイズ | 61.2×107.7×15.6 mm |
実売4万8千円のHiby R5はミドルクラス価格帯のDAP
DACはデュアルDAC、Bluetoothの対応コーデックも豊富で有線/無線の両方楽しめるコスパ抜群DAP。
コンパクトなのに4.4mmのバランス出力対応で高音質なミュージック体験が可能。
少しモッサリ感はある。スマホ並の動作は期待NG
Android 8.1搭載でアプリをインストール可能。
スマホのようにヌルヌル・サクサク動作とは言えないので注意。
Amazon Music HDもハイレゾ再生(192KHz/24Bits)可能。
楽曲選択時、スクロールで引っかかる感じやタップ時に一瞬反応が遅れます。
ミュージック再生に特化させましょう。
ソニー フルワイヤレスイヤホン(WF-1000XM3)でのBluetooth接続(AAC)は電車内でも途切れず安定して楽しめました。
Bluetoothも使うよというユーザーも安心かと思います。
音質はウォーム系で曲の雰囲気を大事にする
有線接続での音質レビュー(アンバランス/バランス接続)
専用再生アプリ「Hiby Music」使用。
中島美嘉やパスピエなど女性アーティスト中心に再生しました。
・4.4mmバランスケーブル→武蔵野レーベル 4.4mmリケーブル
・3.5mmケーブルはイヤホン付属品
ややウォーム系で寒色系のイヤホンと相性が良く思えます。
高解像度で鳴らす感じではなく中高域に丸みがあり音がグイグイ前に出てくる印象。
くっきりハッキリ鳴らすタイプではなく雰囲気を大事に音は濃密です。
音数が多い楽曲でもゴチャゴチャせず綺麗に鳴らします。立体感や広がり感はそこまでな感じです。
- ややウォーム系で寒色系のイヤホンと相性良し
- 中高域に丸みがあり聞きやすい
- メリハリが効いた音では無い。雰囲気を大事にするサウンド
- 音の広がりはそこまで感じない
- 広がりを感じる。音数が多くても分離感が良い
- 解像度重視ならバランス接続
音の広がり感や解像度を重視するならバランス接続。
ゆったり聴きたい場合はアンバランスと使い分けが可能。
バランス接続の長時間リスニングは聴き疲れするため「作業BGMはアンバランス。しっかり聞きたい時はバランス接続」
クセの無い音質を求める方にオススメ出来るDAPかなと思います。
音量ステップは100段階で出力はパワフル。
VECLOS EPS-700は70Ωとインピーダンスが高く鳴らしにくいイヤホンですが30で十分。
サンプリングレート、ビット深度でLEDの色が変わる
青LED=44.1KHz/16bits
緑LED=96KHz/24bits
再生サンプリングレート、ビット深度で電源ボタンのLED色が変わります。
代理店の飯田ピアノのHPに何も説明がなく不親切。
MQA再生時にも変わるそうですが未確認です。
Hiby R5のまとめ
今回のレビューまとめ。
・手のひらサイズで使いやすい
・クセの無い音質でパワフル
・サブスク対応
・少しアプリの動作がもたつく
コスパ良好なアンドロイド搭載DAP。
同価格帯のFiio M11やShanling M6と比べコンパクト性は抜きん出てると思いますよ。
「ストリーミングも高音質で楽しみたい」人のニーズを満たすDAPでした。