【看護学校】社会人より現役生の方が退学&留年率が高いのは何故か?
看護専門学校の退学&留年率平均はおよそ13%
そして私の学校は25%〜30%!!
40人入学したら12人は卒業ができない状態。
そんな厳しい看護専門学校でも退学する人しない人の特徴があるので記事にしました。
意思が弱い人はぶっちゃけ生き残れないよ…
高校を卒業したばかりの現役生が学校を去っていく…
看護専門学校に入学する人は2パターン
- 高校卒業してそのまま入学(現役生)
- 一度社会人経験をしてから入学
けど留年/退学していくのは圧倒的に現役生が多いです。
高いお金を出して卒業できないのは勿体無い。
高校と同じ感覚では容赦なく留年を勧告される
現役生の年齢は18歳。
大半の生徒は高校の延長で入学してきます。
そして「高校みたいに赤点取っても先生がなんとかしてくれそうだし大丈夫だよね」などの考えで赤点を取り追試でも赤点を取って必須単位を落として救済等は一切無くサヨナラと言った生徒が毎年います。
高校の延長感覚で学校生活を送るとまず間違いなく進級できません。
ほとんどの学生は「高校とは違う」と察知し頑張る生徒もいますが最後まで気づかず留年&退学する生徒が発生します。
うちの学校はここ数年は「現役生」が学校を去る状況。
遊びたいなら看護専門学校より大学を選ぶべし!
大学4年間で学ぶ内容を専門学校は3年で終わらすのだから忙しいに決まってます。
社会人は現役生と違い必死で学ぶ意欲がある
社会人の場合、基本的にお金はすべて自分で工面し入学するので必死さが違います。
また目的は様々で「看護師資格でお金の安定」「シングルマザーで自立」「医療事務から看護師へ」など社会人ならではの理由で入学する人が多数。
現役生は「憧れ」で入学する方が多く社会人は「現状を変えたい」という気持ちで入学してきてます。
当然、勉強態度にも現れておりテストの点は社会人の方が優秀な印象。
看護専門学校はどんな理由で退学しているか?
退学理由は様々。
1:学校規則やクラスの雰囲気が合わなかった
看護学生は日々勉強やレポートの山。
他に服装、髪色、ピアスなどの規則がうるさく、18歳の女の子には息苦しく感じる部分もアリ。
またクラスの9割以上が女子の為、クラスの雰囲気自体に馴染めず心を病み退学という結果になる人もいます。
・クラス女子の人間関係がドロドロで女社会はメンドクサイと感じた
2:勉強についていけなくなった
1年生から課題や講義が多く、毎週レポート提出で土日や寝る時間を削って仕上げてます。
学年が上がるにつれ+病棟実習まで加わり寝る時間は3時間/日が数ヶ月続きます。
看護師として働く日々より看護学校の方が辛かったという人もおり、心身の辛さで諦める人も出るほどです。
この時期は本当に努力と気合で乗り切らないといけないキツイ時期ですが頑張りましょう。
【看護学生】解剖生理学は苦手だよね?”分かりやすい参考書”をオススメするよ!
3:経済的に通えなくなった
これは現役生より社会人が直面しやすい問題。
前期・後期毎に数十万の授業料支払いに加え、日々の生活費をバイトで賄うのはキツイ。
入学する前にある程度、経済的余裕(貯金)を持った方が良いです。
学校側も事情をくんで支払いを待ってくれる場合もありますが最終的に学費を払えないと強制退学となります。
奨学金等の利用も視野にいれて学校生活に望みましょうね。
・看護専門学校の学費は授業料だけじゃないよ!総額はけっこうお金がかかる
まとめ:看護師になりたい意思を明確に強く!
辛くても自分の中で柱となる「なぜ看護師になりたいか?」という気持ちを強く持てば、それを糧に頑張れるはずです。
退学してから新たな進路を決めるのは時間も掛かりますし簡単なことでは無いので入ったからには卒業しましょう!