【分解】XBOX ONE Xを内蔵SSDに換装。起動とロード速度が高速化!
保証も切れたから分解してSSD化したよ
今のメイン機はXbox series Xだからサブ用だね
Xbox series Xがメイン機となりました。
メーカー保証が切れたXbox One Xを分解して内蔵SSD化しちゃいました。
ネット上でも情報が少ない内蔵SSD化。
参考になれば幸いです。
XBOX ONE Xは内蔵HDDでもPS4 PROより早いです。
けどSSD化は更に高速!
- Xbox One Xの分解方法を知りたい
- 内蔵SSD化の方法
- SSD化の効果が気になる
内蔵SSD化のメリット
XBOX ONE Xを内蔵SSD化するためにSSDにファームウェアを書き込み中の写真。
※分解すると保証は受けられません
内蔵SSD化によるメリット
- 起動が速くなる
- 外付けSSDより更にゲームのロード時間が早い
- フレームレートの落ち込みが軽減するかも
起動時間をとにかく高速化したいので内蔵SSD化しました。
海外ストアを覗く時、言語設定を「米国」にすると本体を再起動する必要があります。
それが結構長い…HDDからOSを読み出してるからですね。
SSD化してしまえば起動時間は恐らく短縮すると思われます。
2つ目は「一部ゲームで外付けSSD使用時にフレームレートの落ち込みがある」というもの。
SSD化に伴い参考にさせて頂いたブログで指摘されてます。
http://blog.livedoor.jp/bsk6223/archives/51572262.html
USB3.0SSD外付けだと、外付けケースの質によってデータの転送速度差があり
http://blog.livedoor.jp/bsk6223/archives/51572262.html
30fpsに落ち込むシーンもあるため(テクスチャが多かったり激しい視点移動の際)思い切って分解し内臓SSD化して読み込み速度を安定化を図ってみた
実際に外付けHDDケースに入れるとUSB3.0環境で速度低下します。
内蔵SSD化に使ったSSD
メーカー公称値はリード560MB/s/ライト530MB/s
デスクトップPCのSATA3.0接続だと公表値通りの速度。
外付けSSDは内蔵SSDに比べ2割くらいはパフォーマンスが下がります。
使用したのは1000円位の安価なUASP対応ケース。
ケースを変えても速度は誤差程度だったためUSB3.0の限界値だと思います。
SSDに換装するために必要なもの
SSD
ディスク容量は同じ容量を選ぶとクローン作成が楽。
値段重視でQLCが気にならなければ「サムスン 860QVO 1TB」でも良いかも知れません。
QLCになっても壊れた話はあまり聞きませんね。むしろHDDの方が早く壊れる
ドライバー
XBOX ONE Xの分解に使用するのはT8とT10のトルクスドライバー。
先端の差し替え式は無くしやすいのでT8とT10は別に持ってると良いかも。
ちなみにT8ドライバーでXBOXコントローラーが分解出来ますよ。
いざXboxを分解!
構造はシンプル。
ネジがとても多いので管理大事ですよ。
保証シールを剥がすと保証や修理受付はしてくれないのでご注意。
細かいチリ、ホコリが内部にあるので分解ついでに掃除しとくと良いかも。
10本以上のネジを外すとCPUファン、BDドライブ部分が見えてきます。
PS4と違い自作PCのような造り。
内蔵HDDはシーゲートの1TB「ST1000LM035」読み出し140MB/sのHDD。
これと言って特徴はないですね。
これをWDのSSDと差し替えます。
XBOX ONE XにSSDを内蔵化するやり方は上の動画を参照しました。
作業時間は1時間程度。英語での解説ですが動画を見るだけで分かると思います。
- 注意点はコマンドプロンプトを管理者権限で実行すること
- XBOXで使うドライブの指定は間違えない(間違えると大惨事)
※例えば誤ったドライブ(Dドライブ等)を指定するとDドライブが消えます。
SSDが完成したら戻す前に動作確認を行った方が良いです。
動かなかった時に再度、分解が面倒なので。
起動速度は20秒以上早くなった!
完全電源オフからホーム画面表示までの速度を計測してみました。
- HDD:45秒
- SSD:24秒
えっもう起動したの!?っていうレベルでXBOXの起動が高速化。
HDDの時にあったモッサリ感はかなり軽減。
ゲームパフォーマンスは体感的に変わった気がしないかな(速度測ると差が出るかも)
保証さえ捨てれば内蔵SSD化は案外簡単でした。
PS4よりは圧倒的に面倒ですけど。
【後日談】その後:分解したらXBOX ONE X壊れちゃいました…